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ISO 6937 ( リダイレクト:ISO/IEC 6937 ) : ウィキペディア日本語版
ISO/IEC 6937
ISO/IEC 6937:2001, ''Information technology — Coded graphic character set for text communication — Latin alphabet''(情報技術 — 文字コミュニケーションのためのコード化された図形文字集合 — ラテンアルファベット)は、ISO基本ラテンアルファベットにないラテン文字を表現するためにASCIIISO/IEC 646)をマルチバイト拡張したものである。ITU-T(当時はCCITT)によってテレマティクスのために開発され、T.51として勧告された。1983年にISO標準となった。
特定のバイトコードが、ダイアクリティカルマークつきの文字のためのバイトとして使われる。第1バイトの値がダイアクリティカルマークの種別を表し、ASCIIの値を持つ第2バイトが、ダイアクリティカルマークがつく文字を表す。第1バイトと第2バイトは特定の組み合わせのみが許容され、第1バイトの解釈は第2バイトによって例外がある。ISO/IEC 6937ではダイアクリティカルマークつきの組み合わせ後の文字は1つもコード化されていない。ダイアクリティカルマークその物を表したい場合は、第2バイトにASCIIのスペースを入れる。
ISO/IEC 6937は、ピーター・フェンウィック、、レーク・ゼッケンドルフによって設計された。
ISO 6937/2ではラテン文字を使用する現代のヨーロッパの言語で使われている327の文字が定義されている。キリル文字ギリシャ文字などのラテン文字ではない文字は含まれていない。ダイアクリティカルマークつきのラテン文字でも、ルーマニア語Ș(Sコンマ)など一部は含んでいない。Sコンマについては、規格制定時にコンマビローとセディーユの区別をしていなかったので、コンマビローの代わりにセディーユを使用する。
IANAでは、ISO 6937/2のバージョンの違いに応じて''ISO_6937-2-25''と''ISO_6937-2-add''の2つの名称を与えている。ただし、この文字コードがインターネット上では使用されたことはない。
ISO/IEC 6937の右半分を指すISO/IEC 2022のエスケープシーケンスは ESC - R (十六進数 1B 2D 52)である〔Supplementary Set of ISO/IEC 6937:1992 The high-ASCII half of the character set. (The left-hand side is U.S. ASCII .)〕。
==1バイト文字==
ISO 6937/2の基本文字(0x00-0x7f)はISO 646に基づいているが、国際通貨記号(¤)に割り当てられていた0x24をドル記号($)に変更している。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ISO/IEC 6937」の詳細全文を読む




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